新型インフル対策にクラウド・コンピューティング
富士通は、クラウド・コンピューティングの1形態である「SaaS」方式を用いた「新型インフルエンザ罹患情報管理サービス」を販売開始しました。社員の罹患(りかん)情報などの管理システムを、自前で構築する場合に比べて1割程度の約1週間と短期間で使えるようにするものです。
クラウド・コンピューティングとインフルエンザ
一見関連性のなさそうな、「クラウド」と「インフルエンザ」は意外な共通点がありました。
クラウド・コンピューティングとは、ネットワーク上に存在するサーバーが提供するサービスを、物理的なサーバ-を意識せずに利用することができるコンピューティングの形体です。物理的なサーバ-群を論理的・抽象的な巨大なリソース = クラウド(雲) ととらえ、必要な分だけ使うことができます。
一方、この冬、蔓延することが心配されているインフルエンザは、いつ何人感染するか事前に知ることはできません。上記のような罹患管理システムを導入することを検討する場合、従来のサーバー・クライアント型のシステムでは、感染者の数に柔軟に対応することは難しく、オーバースペックになってしまったり、逆に感染者の数が利用者の上限を超えてしまうことが考えられます。
そこで、巨大なサーバ-リソース(=クラウド)を持ち、それらを必要な分だけ使うことのできるクラウド・コンピューティングを利用することで、ユーザー数の変動に柔軟に対応することができるのです。









